2013年09月10日 追記・変更

そもそもPHPとは何か?

正式名称は、PHP: Hypertext Preprocessor。再帰的に略して、PHPと呼ばれる。
元々は、「PHP/FI(Personal Home Page / Forms Interpreter)」と呼ばれていた。
(パーソナルホームページ / フォームズ インタープリター)
これがPHP3のころに「PHP: Hypertext Preprocessor」に変わった。

主にインターネット上で、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語。
PHP は、特に Web 開発に適しており、HTML に埋め込むことができる。

PHPプログラムの実行範囲は、<?php から始まり、最後は ?>で閉じたところまで。
また、HTMLとの混在ではなく、PHPプログラムのみの場合は、終了タグ(?>)を省略できる。

PHPとHTMLの違い

ファイルに書かれた内容をブラウザが変換して表示するのがHTML。
HTML単体では、ページの内容を逐一変化させることはできない。
これを一般的に静的サイトと呼ぶ。
そこで登場したのがCGIなどの、逐一変化する情報に対応できる、プログラミング言語を用いた仕組み。
ファイルに記述した内容を一度サーバーに送り、処理した後、結果をプラウザに表示出来る。
PHPも、静的なHTMLページにプログラムを埋め込み、動的なWebページを作成するのために開発されたプログラミング言語。
また、HTMLと同様にPHPもプログラム(ブラウザ等)はソースを上から下に読んでいく。

ウェブサイト上のHTMLファイルの仕組み

phptoha01
HTMLファイルはサーバーを通して、そのままブラウザに返す。

ウェブサイト上のPHPファイルの仕組み

phptoha02
PHPファイルはサーバーを通して、サーバー上のPHPで処理した後、ブラウザに返す。

PHPの用途例

BBS(掲示板)やブログ、検索システム、企業などで社員同士の連絡用に使うグループウェアや列車・ホテルの予約システム、ネットショッピングなどで使われている。

そもそもHTML(エイチティーエムエル)とは何か?

PHPの基礎を理解してもらう前に、まずHTMLの確認をしたい。
HTMLの正式名称は、HyperText Markup Languageという。
HTMLはウェブページを作成するために開発された言語。
W3C(WWWで利用される技術の標準化をすすめる団体)によって標準化が行われており、大半のWebブラウザは標準でHTML文書の解釈・表示が行える。
つまり、HTMLとはウェブブラウザにどういった表示をするか命令するためのプログラム言語と言える。
それでは、実際にHTMLを書いて、HTMLの基礎の解説を始める。

サンプルのテキストをテキストエディタに記述して「index.html」として保存する

テキストエディタに下記を記述してもらいたい。ファイル名は、index.htmlとして保存する。
HTMLファイルの場合、拡張子は必ず「html」とする。
※全てのファイルには拡張子というものが存在していて、コンピューターはその拡張子で何のファイルかを判断する。
例)今回の「index.html」の場合、「html」の部分が拡張子。
test
<h1>これはサイトのタイトル文字です</h1>
現在、テキストエディタに下記のように記述した。
php01
「上書きを保存」のアイコンをクリックする。
php02
すると今現在、まだ「ファイルの保存」が行われていないため、「名前を付けて保存」のウィンドウが出る。
「ファイル名」は「index.html」
「ファイルの種類」は「すべてのファイル(*.*)」を選択
「エンコードの種類」は「Unicode(UTF-8)」を選択
完了後、「保存」をクリックする。
php03
「保存先」をデスクトップに指定したので、デスクトップに「index.html」が作成された。
php04

index.htmlをブラウザで開いて表示を確認する

FireFoxやInternet Explorerなどのウェブブラウザで確認してもらいたい。
確認の方法は、ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップすれば可能。
php05
ブラウザで「index.html」が開けた。
ローカル上でファイルを開くと、ブラウザの「アドレスバー」は「file:///C:」から始まるURLとなる。
ブラウザのタイトルバーは「index.html」(ファイル名)となっている。
h1タグを使ったテキストは、大文字になったのが分かる。
ブラウザに対して表示を変える命令を出すのがHTMLタグだ。
php07

再度、HTMLタグの確認

次はタイトルバーを変更するために「titleタグ」を使用してみる。
先ほどの「index.html」に下記を記述して上書き保存する。
test
<h1>これはサイトのタイトル文字です</h1>
<title>タイトルバーの表示を変える事が出来るHTMLタグ</title>
完了したらファイルの表示の確認をしてみる。
php08
これでHTMLの説明は終わりにする。
HTMLの記述の基本である「本文はbody開始タグ<body>からbody終了タグ</body>の間に記述する」というルールは、ブラウザに対してHTMLファイルの読み込みをしやすくするために存在している。
ただ単に表示させるだけならば、記述ルールを守る必要は無い事を理解してもらいたい。
当然、検索エンジンのクローラーの読み込みもしやすくなるので、記述ルールは守るべきだ。

HTML文書の記述ルール

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<html>

<!-- HTML文書のヘッダ部分 -->
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<title>ウェブサイトのタイトル</title>
</head>

<!-- HTML文書のボディ部分 -->
<body>
<h1>ウェブサイトの見出し</h1>
<p>このHTML記述は、ウェブサイトの基本構造です</p>
</body>

</html>

PHPの基礎を理解する

先ほどHTMLの勉強を行ったので、次はPHPの勉強に移る。
ページ上部のPHPの説明でも書いたように、PHPファイルはサーバーを通して、サーバー上のPHPで処理した後、ブラウザに返す。
また、PHPは、特に Web 開発に適しており、HTML に埋め込むことができる。
これからこの事をもっと理解してもらうための説明を行う。

サンプルのテキストをテキストエディタに記述して「test.php」として保存する

テキストエディタに下記を記述してもらいたい。ファイル名は、test.phpとして保存する。
phpファイルの場合、拡張子は必ず「php」とする。
このファイルの拡張子は「php」です。<br />

<?php
echo "<h1>テキストとして表示させるecho関数が用意されてます</h1>";
?>

phpファイルは、HTMLの文書も記述出来ます。
現在、テキストエディタに下記のように記述して、test.phpとして保存した。
「ファイル名」は「test.php」
「ファイルの種類」は「すべてのファイル(*.*)」を選択
「エンコードの種類」は「Unicode(UTF-8)」を選択
完了後、「保存」をクリックする。
php09
「保存先」をデスクトップに指定したので、デスクトップに「test.php」が作成された。
php10

test.phpをブラウザで開いて表示を確認する

FireFoxやInternet Explorerなどのウェブブラウザで確認してもらいたい。
確認の方法は、ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップすれば可能。
php11
ブラウザで「test.php」が開けた。
ローカル上でファイルを開くと、ブラウザの「アドレスバー」は「file:///C:」から始まるURLとなる。
ブラウザのタイトルバーは「test.php」(ファイル名)となっている。
実は今回、phpプログラムを記述してもらったのが、全く処理が行われていない。
h1タグや、brタグもブラウザで表示させたにも関わらず、そのままのテキスト内容が表示されてしまった。
php12
この理由は、PHPファイルがサーバー上でしか動作しないためだ。
PHPファイルを動作させるには、サーバー上にファイルを置く必要がある。

PHPファイルをPHPとして動作させるためにサーバーを起動する

それでは、いよいよ動作させる方法を説明する。
まずは今回、ローカルでサーバー環境を構築するためにXamppをインストールしてもらったので、「Xampp」を起動して「apache」の「Start」をクリックして欲しい。
※今回はMySQLは使用しないので、「MySQL」は「Start」しなくても問題ない。
参考:XamppのApacheとMySQL起動の仕方
「apache」が起動すると、自PCがサーバー環境となる。
サーバー環境にする事で、「自サーバーのディレクトリ」に置いた「サーバーでしか動かないプログラム」や、ブラウザで「http://localhost/」というアドレスにアクセス出来るようになる。

USBの中の「xampp」の「htdocs」ディレクトリ内に「test.php」を移動

サーバー上で動作させるために「サーバー上で公開するためのディレクトリ」として初期指定されている「htdocs」ディレクトリに「test.php」を移動させる。
php13
ローカルパソコン上の「E:\xampp\htdocs」が「http://localhost/」と一致する。
今回、「htdocs」ディレクトリに置いたファイル「test.php」のローカルパソコン上のパスは「E:\xampp\htdocs\test.php」なので、「http://localhost/test.php」となる。
php14
PHPファイルがブラウザのアドレスバーに「http://localhost/test.php」と入力して、サーバー上でアクセスしたので、PHPファイルが動作した。
これは当ページ上部で説明した通り、サーバー上で下記のような処理が行われているためだ。
php15
このようにphpファイルの中で、HTMLの記述は可能だが、必ずサーバー上にファイルを置いてサーバー上からアクセスしなければ動作しない。
例)「htdocs」ディレクトリに置いたファイル「test.php」のローカルパソコン上のパスは「E:\xampp\htdocs\test.php」なので、サーバーからアクセスするにはブラウザに「http://localhost/test.php」と入力する必要がある。

補足だが、今回は「test.php」にPHPプログラムのecho関数を使用した。
echo関数とは、phpプログラム内でシングルコーテーションで囲ったテキストをブラウザに表示するためのPHPで用意されている機能。
これはサーバー上でphpプログラムを呼び出してecho関数を処理したので、動的サイトと言える。
phpに関しては、「PHP構文についての基本と、コメントの書き方」のページを参照してもらいたい。

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