2013年09月11日 追記・変更

XAMPPでローカルにウェブサーバー環境を構築して、WordPressをインストールする所まで解説する。
今回は、USBメモリーにXAMPPをインストールする。
* XAMPPとは?
* XAMPPのダウンロード
* XAMPPの起動
* XAMPPの初期設定
* WordPress用のデータベース作成
* WordPressのダウンロード
* WordPressのインストール
XAMPPとはWebサーバーをローカルで構築出来るソフトウェア

XAMPPとは、Apache、MySQL、PHP、Perlの頭文字をつなげた、簡単にウェブアプリケーションを実行出来るソフトウェアをパッケージにしたアプリケーション。
Ver 1.8.2では下記のソフトウェアがインストールされる。
* Apache 2.4.4 (サーバーソフトウェア)
* MySQL 5.5.32 (データベースソフトウェア)
* PHP 5.4.16 (PHPプログラム)
* phpMyAdmin 4.0.4(MySQLを視覚的に操作出来るソフトウェア)
* FileZilla FTP Server 0.9.41
* Tomcat 7.0.41 (with mod_proxy_ajp as connector)
* Strawberry Perl 5.16.3.1 Portable
* XAMPP Control Panel 3.2.1 (from hackattack142) ←xampp実行ファイル
XAMPPダウンロード
下記のアドレスからダウンロード出来る。http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

もしくは、当サイトからダウンロードをどうぞ→ダウンロード
XAMPP portable lite 1.8.2の「ZIP」をクリックする。
今回はUSBメモリーにXAMPP環境を構築する。
ダウンロードしたzipファイルを解凍してUSBに移動させる
ダウンロードしたzipファイルを解凍ソフト等で解凍する

ダウンロードしたZIPファイルを解凍して、フォルダを開くと「xampp」フォルダが確認出来る。
解凍して出来たフォルダの中にある「xampp」フォルダをUSBメモリーに移動

「xampp-control.exe」をクリックしてxamppを起動する
毎回、xamppを起動するには「xampp-control.exe」をクリックする必要がある。
「Apache」と「MySQL」の「START」ボタンを押す。
xamppの初期設定を行って不正アクセスへの対策をする
まずは、データベース視覚的に操作するためのツール「phpMyAdmin」にログインするためのパスワード設定と、外部からアクセス出来ないようにxamppディレクトリにアクセス制限をかける必要がある。xamppの設定画面「http://localhost/xampp/」を開く。

一番右の「日本語」を選ぶ。

xamppのトップページ画面が日本語で表示された。
セキュリティ設定を行う
左メニューの「セキュリティ」をクリック。
右のメイン画面にセキュリティ情報ページが表示される。

設定変更をする必要があるので、中央付近の「http://localhost/security/xamppsecurity.php」をクリック。
phpMyAdmin用のパスワードとディレクトリへの外部アクセス制限
※ここで入力した内容は、必ずメモしておく事。忘れると手間がかかるため。
WordPress用のデータベースを作成する
xamppの初期画面「http://localhost/xampp/」を開く。左メニューの「phpMyAdmin」をクリック。

phpMyAdminのログイン画面に移動する。

http://localhost/phpmyadmin/
ID:root
PASS:先ほど設定したphpMyAdminのROOTパスワード
MySQLデータベースとユーザの作成
WordPressに入力する記事データ等を入れるためのMySQLのデータベースを作成する。
「ユーザ」→「ユーザーを追加する」をクリック。

ログイン情報の項目にて、「ユーザー名」、「ホスト」、「パスワード」をそれぞれ入力する。ホストは「ローカル」を選択。
また、ユーザー専用データベースの項目にて、「同名のデータベースを作成してすべての特権を与える」にチェックを入れる。
すべての入力が終わったら、ページ最下部の「実行」をクリック。
これでデータベースとユーザーの作成が完了する。
WordPressのファイルをダウンロード
WordPressの公式サイトにアクセスして、WordPressをダウンロードする。ダウンロードしたzipファイルを解凍ソフトで解凍。
解凍したディレクトリの中にある「wordpress」ディレクトリを丸ごとサーバーのディレクトリ内に移動させる。
XAMPPは「ドライブ名:\xampp\htdocs」内が、公開ディレクトリとなるので、この中にサーバにアップするのと同じようにサイトのデータを入れる。
1. 「ドライブ名:\xampp\htdocs」フォルダを開く
2. htdocs内に「wordpress」フォルダを移動させて設置
3. 「http://localhost/wordpress/」にアクセスする
WordPressのインストール
WordPressのインストールは、ウェブサイト上にて行う。設定ファイル「wp-config.php」の作成
設定ファイルが存在しない場合、自動的にナビゲーションページが表示される。

先ほどphpMyadminで作成したデータベース名とユーザー・パスワードを入力
今回は、データベース名とユーザー名を同一で作成したので、データベース名とユーザー名は同じ物になる。データベースのホスト名と、テーブル接頭辞は変更の必要はない。入力後、「送信」をクリック。


WordPressの管理画面にログインするためのユーザー名とパスワード設定

「WordPressをインストール」をクリック後、「インストール完了しました!」と文字が出れば完了。
※ここで「インストール完了しました!」と文字が表示されなければインストール失敗。画面が真っ白になっていたら失敗しているので注意。
サイトの確認
「http://localhost/wordpress/」にアクセスして、サイトが表示されていればOKサイトの更新作業は「http://localhost/wordpress/wp-login.php」にアクセス後に管理画面へログインして行う。