2013年09月10日 追記・変更

サーバー移転作業でミスをするとデータ整合性の調査で時間が無駄にかかる
今回は、当サイトがサーバー移転した際に行った作業内容をまとめた。問題なく進めば、作業自体は10分程度で完了するはずだ。
(1)まずはWordPressのファイルを全てダウンロード
サーバーに設置してあるWordPressのディレクトリ毎、ローカルにダウンロードする。もし、サイズが大きすぎる場合は小分けにしてダウンロードすると良いだろう。
(2)移転先サーバーのMySQL設定
ダウンロードに時間がかかると思われるので、その間にこれからWordPressをインストールする移転先サーバーのMySQLデータベースと、ユーザー名、パスワードを作成する。(3)ダウンロードしたwp-config.phpを書き換えた後、全ファイルをアップロード
WordPressの設定ファイル「wp-config.php」の中身を書き換える。移転先のサーバーに合わせて、ホスト名、データベース、ユーザー名、パスワードを変更する。
(4)旧サーバーのphpMyAdminにログインしてデータベースをエクスポート
「エクスポート方法」の「詳細」をクリック。他の箇所に関しては、特に変更の必要はない。
※生成オプションの「追加コマンド」の「DROP TABLE / DROP VIEW PROCEDURE / FUNCTION / EVENTコマンドを追加する」にチェック。
「実行」をクリック。
(5)新サーバーのphpMyAdminにログインして新データベースにバックアップしたデータベースをインポート
(6)新サーバーのphpMyAdminから新データベースのwp_optionを表示してサイトURL変更
(7)移転先URLのwp-login.phpから管理画面にログイン
(8)設定→一般でサイトURLを変更
(9)サイトコンテンツのリンク切れ等を修正
サイト移転にあたり、サイトURLが変更する事で記事内の自サイトの記事紹介などでリンク切れが発生してしまった。記事を1つ1つ修正もしくはMySQLデータベースの書き換えを行えばいいのだが、今回はそれを楽に行える「Search Regex」というプラグインを使った。